始まってしまった浪人生活。
両親に超多額な授業料を払ってもらいとうとう後戻りできなくなりました。
ところで志望校はせっかく浪人するんだから、といって早稲田大学商学部にしました。
そしてなんとが早慶文系プラスコースの一番上のクラスに入ることができました。
ちなみにその時は完全に実力不足で本当にバカでした。笑
そして、授業が始まった日はもう忘れもしません。
一応早慶のトップクラスだったので少人数のクラスで教室は小さかったんです。
閉鎖的な狭い教室でバカ頭いい人達の中で一年もすごすのかと思うとかなり辛くなりました。笑
まあでもすごい人達の中で勉強してた方が成長できるかなと思い頑張ろうと決意しました。
そして1限の開始時刻の9時になると古文の先生がきました。
その格好は今でも覚えています。
薄ピンクのワイシャツにオレンジのネクタイでいかしたメガネをかけていて一瞬オネエかと思いました。笑笑
しかし授業はめちゃくちゃわかりやすくてびっくりしました。
高校の時の古文の先生とは比べものにならないくらいですごかったです。
言葉1つ1つをじっくり読み解いていくんです。
名詞、副詞、接続詞、形容詞、形容動詞、格助詞、助動詞などこれらを明快に説明して古文の文章を読んで行くのです。
いやーびっくりしたなほんとに。
つづいて2限は英文解釈Tの授業。
これは本当に自分にとっての宝物といってもいいくらいの授業でした。
他の授業のテキストはもうほとんど捨ててしまいましたが英文解釈Tの先生のテキストは今でもとってあります。
これです。かなり使い古していますね。笑
この先生の授業は英語学習についても素晴らしい先生なのですが、なにより人として人生をどう生きていくか、という人間が生きていく上で一番大切なことを教えてくれました。
本当に感謝しています。
かなり高齢の先生で70歳くらいだったと思うのですが謙虚で勤勉家でほんとに尊敬できる人でした。
その先生についてはさておき、
特にすごかったのは授業内容です。。。
最初は唖然としました。
この英文解釈Tのテキストは私立文系の中でどの予備校のテキストよりも難易度が高くまたとても作り込まれたものでとても自分としては重たいものでつらいものでした。
予習をしたのですが本当に訳がわからずかなり絶望して授業に臨んでいました。
しかし、、、、
先生が解説を始めるとスッと理解が進みその文章がだんだんわかるようになってきたのです。
ただ内容も内容でレベルが高いので90分の授業が終わると頭も体もヘトヘトになりました。笑
その後はしばらく呆然として休んでました。笑
今思うと本当にその先生に当たってよかったなと思います。
その先生の英語の読み方は簡単にいくと3つのかっこをつかいます。
名詞的要素のかっこ
形容詞的要素のかっこ
副詞的要素のかっこ
これは何も特別なことではなくまさに正攻法というようなものでした。
特に副詞的要素のかっこが難しく、副詞的要素は17種類もの要素があり
1 時
2 場所
3 様態
4 目的
5 原因
6 結果
7 理由
8 程度
9 範囲
10 仮定
11 条件
12 譲歩
13 否定
14 比較
15 比例
16 対照
17 強調
こんなにあるんです。笑
これらを副詞的要素がでてきた時に分類して理解してかっこをつけるんです。
本当に苦労しました。
でもこれは文章を読む上で非常に大切なことだと思っています。
そのおかげで今の自分がいます。
受験において英語は特に大事は教科なので本当によかったです。
そんなこんなで浪人生活1日目が終わりました。
なんと1日目だけでこんなに書いてしまいました。笑
なつかしくなってつい書きすぎてしまいました。
また今度浪人エピソードを書きたいとおもいます。
ではでは。